2014年06月25日
『屋根裏部屋のマリアたち』(2010年 フランス)

出演:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン
1960年代のパリ
資産家の住むアパルトマン
その屋根裏には、メイドたちが暮らしている
そのアパルトマンに住むある資産家の男性が
メイドたちと一緒に屋根裏暮らしはじめ・・・
「本当の幸せを見つけたんだ」
男性の見つけた本当の幸せとは?
→ 屋根裏部屋のマリアたち

資産家の男性がはじめたメイドたちとの屋根裏暮らし
というのが気になって見てみました
私は、好きです♪
本筋とは全然関係ないけど、1番びっくりしたのは・・・
メイドたちと暮らすことになる男性の家庭では、
ずっと雇っていたメイドが辞め、新しいメイドを雇うことになるんですが、
見つけるまでにちょっと時間がかかります
その間、しぶしぶながらも女主人(男性の妻)が家事をするのかと思ったら
とんでもない!!
家事は完全放棄!
洗い物なんてしないから、シンクは汚れた食器まみれ、
洗濯もしないから、きれいな服は1枚もない
そんな状態です
「・・・(昔の)お金持ちってのは、そういうものなのか〜」
と衝撃的でした(笑)
あと、もう1つ
屋根裏に住んでるメイドたちは、ほとんどスペイン人
スペインから出稼ぎに来てる女性たちです
女主人たちのおしゃべりによると
「フランス人メイドなんて、時代遅れよ」「今はスペイン人よ」
「彼女たち、よく働くのよ」「フランス人は日曜は休むでしょ?」
とのこと
それで、この家もスペイン人メイドを雇うことにするんですが・・・
「当時のフランスとスペインって、そういう関係なんだ〜」と思いました
(1960年代のパリが舞台)
もちろん、スペインにも資産家はいるんでしょうけど
全体的な流れとしてね
スペインは、フランコという人の独裁政権で、
内戦がひどかったようです
映画はおもしろいし、勉強にもなりますね
ちなみに、私は
1つのジャンルにとらわれず、いろんな映画が見れるから、おすすめです
confiant at 16:09│Comments(0)│映画