2014年07月25日
『シェルブールの雨傘』(1963年フランス)〜死ぬまでに観たい映画1001本〜
監督:ジャック・ドゥミ
出演:カトリーヌ・ドヌーブ、ニーノ・カステルヌオーヴォ、マルク・ミシェル
フランス北西部の港町シェルブールが舞台のラブストーリー
自動車修理工の若者ギイ(20歳)と傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ(17歳)
強く惹かれあう2人は、結婚したいと考えている
ジュヌヴィエーヴは思い切って母親に
「好きな人がいて、結婚したいと思っている」と打ち明けるが
「まだ若い」「相手はまだ兵役も終えてない」と反対されてしまう
反対されたことをギイに告げると「ゆっくりいこう」と言ってくれるが
ギイに徴集礼状が届き、戦地へ行かねばならなくなった
ギイの兵役は、予定では2年
若い2人には長い
離れ離れになった2人は・・・
→ シェルブールの雨傘
死ぬまでに観たい映画1001本に選ばれている作品です
『シェルブールの雨傘』の音楽は知っていましたが、
ミュージカルとは知らなかった!
だから、はじめはびっくりしました
母親の口から「兵役がまだ終わってない」と出たときから
「あぁ、彼は戦地に行ってしまい、
その間の彼女の葛藤と、帰ってきた彼との再会を描いた作品なんだな〜」
と思っていました
それは当たってたんだけど・・・
映画は再会したところで終わりでした(笑)
現代なら、むしろ再会後を描くよね
たぶん、これは昔の映画の特徴なんだと思う
っていうか、現代のはすでにある映画とかぶらないようにした結果、
再会後を描くようになったのかもしれないね
でも、再会後も描かれると思い込んでたから、
再会したところで終わるというのは斬新です
ドロドロしなくていいし(笑)
ミュージカル映画だから台詞が全部歌で、
しかも、フランス語だから、すごくやわらかい印象です
全体的 やさしくて、切なさもありながらさわやかで
素敵な作品です
ちなみに、私はスカパーの基本パックに入ってる映画チャンネルで見ました
1つのジャンルにとらわれず、いろんな映画が見れるから、おすすめです
confiant at 23:37│Comments(0)│映画