フランス映画
2014年07月25日
監督:ジャック・ドゥミ
出演:カトリーヌ・ドヌーブ、ニーノ・カステルヌオーヴォ、マルク・ミシェル
フランス北西部の港町シェルブールが舞台のラブストーリー
自動車修理工の若者ギイ(20歳)と傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ(17歳)
強く惹かれあう2人は、結婚したいと考えている
ジュヌヴィエーヴは思い切って母親に
「好きな人がいて、結婚したいと思っている」と打ち明けるが
「まだ若い」「相手はまだ兵役も終えてない」と反対されてしまう
反対されたことをギイに告げると「ゆっくりいこう」と言ってくれるが
ギイに徴集礼状が届き、戦地へ行かねばならなくなった
ギイの兵役は、予定では2年
若い2人には長い
離れ離れになった2人は・・・
→ シェルブールの雨傘
死ぬまでに観たい映画1001本に選ばれている作品です
『シェルブールの雨傘』の音楽は知っていましたが、
ミュージカルとは知らなかった!
だから、はじめはびっくりしました
母親の口から「兵役がまだ終わってない」と出たときから
「あぁ、彼は戦地に行ってしまい、
その間の彼女の葛藤と、帰ってきた彼との再会を描いた作品なんだな〜」
と思っていました
それは当たってたんだけど・・・
映画は再会したところで終わりでした(笑)
現代なら、むしろ再会後を描くよね
たぶん、これは昔の映画の特徴なんだと思う
っていうか、現代のはすでにある映画とかぶらないようにした結果、
再会後を描くようになったのかもしれないね
でも、再会後も描かれると思い込んでたから、
再会したところで終わるというのは斬新です
ドロドロしなくていいし(笑)
ミュージカル映画だから台詞が全部歌で、
しかも、フランス語だから、すごくやわらかい印象です
全体的 やさしくて、切なさもありながらさわやかで
素敵な作品です
ちなみに、私はスカパーの基本パックに入ってる映画チャンネルで見ました
1つのジャンルにとらわれず、いろんな映画が見れるから、おすすめです
confiant at 23:37|Permalink│Comments(0)
2014年06月25日
監督:フィリップ・ル・ゲ
出演:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン
1960年代のパリ
資産家の住むアパルトマン
その屋根裏には、メイドたちが暮らしている
そのアパルトマンに住むある資産家の男性が
メイドたちと一緒に屋根裏暮らしはじめ・・・
「本当の幸せを見つけたんだ」
男性の見つけた本当の幸せとは?
→ 屋根裏部屋のマリアたち
資産家の男性がはじめたメイドたちとの屋根裏暮らし
というのが気になって見てみました
私は、好きです♪
本筋とは全然関係ないけど、1番びっくりしたのは・・・
メイドたちと暮らすことになる男性の家庭では、
ずっと雇っていたメイドが辞め、新しいメイドを雇うことになるんですが、
見つけるまでにちょっと時間がかかります
その間、しぶしぶながらも女主人(男性の妻)が家事をするのかと思ったら
とんでもない!!
家事は完全放棄!
洗い物なんてしないから、シンクは汚れた食器まみれ、
洗濯もしないから、きれいな服は1枚もない
そんな状態です
「・・・(昔の)お金持ちってのは、そういうものなのか〜」
と衝撃的でした(笑)
あと、もう1つ
屋根裏に住んでるメイドたちは、ほとんどスペイン人
スペインから出稼ぎに来てる女性たちです
女主人たちのおしゃべりによると
「フランス人メイドなんて、時代遅れよ」「今はスペイン人よ」
「彼女たち、よく働くのよ」「フランス人は日曜は休むでしょ?」
とのこと
それで、この家もスペイン人メイドを雇うことにするんですが・・・
「当時のフランスとスペインって、そういう関係なんだ〜」と思いました
(1960年代のパリが舞台)
もちろん、スペインにも資産家はいるんでしょうけど
全体的な流れとしてね
スペインは、フランコという人の独裁政権で、
内戦がひどかったようです
映画はおもしろいし、勉強にもなりますね
ちなみに、私はスカパーの基本パックに入ってる映画チャンネルで見ました
1つのジャンルにとらわれず、いろんな映画が見れるから、おすすめです
confiant at 16:09|Permalink│Comments(0)